頭痛・偏頭痛・慢性頭痛でよく使う漢方薬と漢方治療・スマートフォン用サイトはこちら
西洋医学では「頭痛」は、急性頭痛・慢性頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛、偏頭痛(片頭痛)などに分けられますが、漢方では大きく「外感頭痛」と「内傷頭痛」の2つに分けます。 「痛み」は頭痛に限らずどんな痛みでも「不通即痛」と漢方では考えます。 これは何らかの原因で、気血の流れが滞るために発生すると考えます。関節で起これば「関節痛」になりますし、お腹で起これば「腹痛」となりますし、頭で起これば「頭痛」となるわけです。 |
★ 外感頭痛 外感頭痛と言うのは、風・寒・暑・燥・湿・火の6つの外邪(外界の気候変化や生活環境など)を身体が受けることで、気血の流れが悪くなり起こった頭痛を言います。 特に頭痛では、風邪(ふうじゃ)と寒・熱・湿の邪気が結び付いて発生します。これらは西洋医学で言う「急性頭痛」の範疇にはいります。 |
★ 内傷頭痛 内傷頭痛というのは、臓腑の機能失調により発生する頭痛を言います。特に頭痛に関係の深い臓腑は肝・脾・腎になります。 中でも多いのが「肝」が関係する頭痛で、西洋医学の分類では「偏頭痛(片頭痛)」や「緊張性頭痛」の一部が該当します。 漢方では、このように頭痛の原因や個人の体質などを詳しく分析する事で、漢方処方を決定し頭痛を治していきます。 たまに起こる頭痛で、しかも鎮痛剤を一回飲めば止まるような頭痛なら良いですが、周期的に繰り返される頭痛や鎮痛剤では止まらない頭痛には、漢方療法が有効です。 |
但し、これらは基本的な考え方です。 実際にはこれらが重なって発生している場合が少なくありません。漢方では、崩れたからだのバランスを整える事で、これらの症状を治していきます。 |
頭痛・偏頭痛・慢性頭痛でよく使う漢方薬
漢方薬 |
補中益気湯 |
釣藤散 |
冠脈通塞丸 |
川キュウ茶調散 |
感応丸 |
八味地黄丸 |
マニュアル通りの体質の方なら良いのですが、そうでない方はこれらの漢方薬や別の漢方処方を同時に使用する場合が多くなります。 |
漢方薬は自己判断で服用しないようにしましょう。 服用の際には、必ず信頼のおける漢方専門家へ御相談ください。 安全な漢方薬でも、使い方次第では危険な薬になってしまいます。 |
当店で取扱をいたしております漢方薬は全て医薬品です